考察7ー2【マイルス・デイヴィス】 Walkin’ マイルスの墓石とその譜面について マイルス・ディヴィス大事典の発売

筆者<br>かなやま
筆者
かなやま

今回はいつもに増して気合いと情熱を持ってPCへ向かっています。

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Walkin’ 概要

1954年 Presitge

J.J.Johnson/tb Lucky Thompson/ts Davey Schildkraut/as Horace Silver/p Percy Heath/b Kenny Clarke/d

Miles All Stars名義でのリリースです。

前回のブログでも書きましたが苦しんだ薬物依存から脱却ができた、そんな時期に録音されました。

①②曲目が6人編成で1954年4月29日に、③~⑤曲目はtbが抜けて5人編成で同年4月3日に録音されました。

個人的には偶然の重なった大切なアルバム

本当にいろいろな偶然をこのアルバムには個人的には感じます。

というのも①曲目のアルバムのタイトル・ナンバー“Walkin'”です。

新時代のオープニングを飾るような曲で初めてCDをプレイヤーに載せて聴いたことを覚えています。

初めて聴いた数年後に中山康樹さん著『マイルスを聴け!Version7』を読んでやっぱりと思いました。『ジャンキー生活から抜けだし・・・』とあります。

当時、拠点としていたNew Yorkから出身地のイリノイ州の実家に帰っている期間もあり、父親に連れ戻されたところもあったようですが薬物からの脱却ができたようです。

『マイルス・デイヴィス自伝』でもマイルス自身『あのレコード(ウォーキン)はオレの人生と経歴のすべてをすっかり変えてしまった』とあります。

“Walkin'”リチャード・カーペンターが書いたのだそうです。

この熱いテーマソングのような曲を中山さんは『マイルスを聴け!』の中で『マイルス版<ロッキーのテーマ>のよう・・・』と語っています。これからの快進撃を予感させるわくわくソングです。

そして僕にとっては③曲目“solar”が肝なんです。

この曲も初めて聴いたときに『なんてあたたかで優しいマイルスの音色から始まるんだろう・・・まるで陽だまりの中にいるみたいだ』と感動したのを覚えています。そしてCDケースをひっくり返して見た曲名がまさに『ソーラー』・・・『太陽の~』という形容詞ですね。この曲はとくに印象に残っていました。この曲は元ネタがあるそうです。ジャズ・スタンダードの“How High The Moon”がそれです。けっこうこうして見るとミュージカルのために書かれたジャズ・スタンダードってけっこう多いことに気づいてきますね。確かに原曲から派生したようなところを感じる印象的な曲です。

常にこのアルバムを聴いているとじっくり聴いてしまうこの“Solar”・・・。あらためて『マイルスを聴け!Version7』を読み直しながら聴くと、ハッとしました。

筆者<br>かなやま
筆者
かなやま

なんとこの曲はマイルスの眠る墓石にこの曲の一節が『刻まれている』とあるのです!!

え!?マイルスの墓石に書かれているなんて、どんな墓石か見てみたいな・・・そう思いネットで今回検索してみました。そうしたら・・・

マイルスの墓石に刻まれたSolar と小川隆夫さん

小川隆夫さんのエキサイトブログ『Keep Swingin’』2006年9月28日より

この写真とブログにたどり着きました。この写真でマイルスの墓石を見つめられておられるのはジャズジャーナリストで医師の小川隆夫さんです。

僕の言うまでもないことですが、数々のジャズやマイルスに関する書籍を出されておられたり、アルバムのライナーノーツを執筆されておられたりと日本のジャズシーンを代表するかたです。

『マイルスにもっとも肉薄した男』『マイルス・デイヴィス大辞典』 帯より)

ヒヨッコの僕でももちろん存じており、勉強させていただいているかたでございます。

そこでみなさんにこの墓石を見ていただくための写真をブログに掲載したいと思いました。

で、恐れ多くも僕は思い切って小川さんにDMをしてこの写真を拝借したいとお願いしてみました!!(なんと無謀な!)

そうしましたらなんということでしょう!

数時間後には小川さんはお返事をくださったのです!!

そしてこの写真をブログに掲載してもよいと快く許可くださいました!! (;´Д`)

筆者<br>かなやま
筆者
かなやま

小川さん、本当にありがとうございます!!

この大きな墓石にたしかにCメジャー・キーで『ド~シ~ レド ソ~ ソ~ ラ♪』とあります。

ほ~、僕が大のお気に入りの曲をマイルスは墓石に刻んだなんて、すごくうれしく感じました。

だってこれだけたくさんの曲がある中のたった1曲だけですからね。

そしてマイルスがこれを選んだのか?ほかの家族や友人が選んだのか?そこまでは今のところ残念ですが答えにはたどりつけていません。

このままでは『勝手にマイルス考古学』の名が廃る!と思い次なる一手を考えていました。するとこの小川さんのTwitterをチェックすると、なんと・・・

小川隆夫さんの最新作 『マイルス・ディヴィス大事典』が発売!!

ぬお~~~~~~!!

偶然にもこのような出来事のあった日に、このような素敵な本が発売になっていたのです!!

“Walkin'”を初めて聴いたときに印象深かった”Solar”から数年後、ブログ記事にするにあたりいろいろ調べたりして、そしたらマイルスの墓石に譜面が刻まれていることを知り、その写真を掲載するために恐れ多くも小川さんにDMをして・・・なんてことしてたちょうどその日に小川さんが出版なさった新作が発売されたのです!!(勉強不足でこの本の発売を知りませんでした)

なんだかマイルスと中山さんと小川さんと僕がまさに『勝手に』ではありますがつながったぁ~!と思ったのです!!

Amazonで注文してこの記事を書いている明日(12/22)に到着します。

とっても楽しみです。(^O^)

こうして僕の真のマイルス者になる道がまた少し切り開かれました。

どのような経緯で墓石に刻まれた曲が“Solar”になったのか?がわかるとはもちろん限りませんが、そのほかのいろいろ出てくるマイルスに対するなぜ?を解決できるくマイルスを聴けるようになるヒントをくれる本が明日手に入ります!!

僕がこのブログを始めたきっかけは、没後30年生誕95年のこの年(2021年)にマイルスに関する大きな動きがないことに疑問を感じ、もしかしてマイルスは風化しているのか?とこれまた勝手に思い、中山康樹さん著『マイルスを聴け!』シリーズの出版社である双葉社さんにDMしても返事がないから、自分でマイルスについて書いていこうということでした。そんな内容を僕は一回目のブログ記事にしました。

そしてこんな素敵な『大事典』が発売されたことをとてもうれしく思います。そして小川さんのTwitterをフォローさせていただきました。(^^ゞなんでも今、売れ筋ランキング『1位』だそうです!

5500円もする本が1位はすごいですね!!やっぱり全国にマイルス者はたくさんいるのですね。やっぱりマイルスは風化なんてしてなかったのですね。明日の到着が楽しみです。

筆者<br>かなやま
筆者
かなやま

小川さん、本当にありがとうございます!!

そんなことがあり、今回は”Walkin’”のレビューでしたが個人的思い入れを述べるブログになってしまいました。またお気に入りの曲から派生して空回りした文章になってしまいました・・・。

とにかくこのアルバムは『新しい時代』『オープニング』を感じるようなわくわくする、素晴らしいアルバムだと思います。

筆者<br>かなやま
筆者
かなやま

僕がその後、発売から約3ヵ月以上、『マイルス・デイヴィス大事典』

使いたおしたブログ記事はコチラです。

 

 

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