【マイルス・デイヴィス】 Miles Davis All Stars Blue Note のマイルス アルバム レビュー 考察2

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Miles Davis All Stars 概要

Miles Davis All Stars Vol.1 Vol.2

1952年~1955年 Prestige

J.J.Johnso/tb Jackie MacLean/as Zimmy Hearth/ts Gil Coggins/p Oscar Pettiford/b

Kenny Clarke/ds Parcy Heath/b Art Blakey/ds

筆者<br>かなやま
筆者
かなやま

ざっくり言うと今回は「ブルーノートのマイルスデイヴィス」とよく言われる作品です。

Blue Noteの創始者であるアルフレッド・ライオンと一年に一回レコーディングをすると約束したマイルス・・・。

複数年にわたってマイルス+ライオンがレコーディングしたものをVol.1と2にしてリリースしたのです。

BLUE NOTEは普段ロックやポップスしか聴かないひとたちも名前くらい聞いたことがあるレーベルなのではないでしょうか?

さらにCD屋さんが街にまだあった頃にはジャズのコーナーにいくと”BLUE NOTE”というカテゴリーがあって、名前だけは聞いたことがあるアーティスト名が何人か並んでいたりしたことがあると思います(年齢にもよる)。

中山康樹さん「マイルスだけを聴いていればいい。マイルスを聴けばいろいろなアーティストがついてくる」『マイルスを聴け!』等でおっしゃっています。

もっと言うなら、マイルスを聴けばBLUE NOTE”という超メジャーレーベルまでついてくるのです。

ちょっとBlue Noteについて・・・

BLUE NOTEについて。アルフレッド・ライオンが1939年にNew Yorkで設立。

BLUE NOTEは、Miles Davis All Stars Vol.1 Vol.2が収録された1951年頃から、マイルスの能力もあり有名レーベルへと成長をしていきます。

アルバムのジャケットがとてもかっこよくてこれまた眺めているだけでも悦にひたれるような、レコードやCDをコレクションしたくさせます。

のちほど紹介していくであろう“Bags Groove”(1954年)などをジャケット・デザインしたリード・マイルスというデザイナーのものが魅力的でクールです。

無名のアンディ・ウォーホルの手がけたレコードジャケット作品もあったりします。

Blue Noteでのレコーディングは、マイルスが当時在籍していたPresitgeというレーベルとは専属契約ではなかったので実現したのだと自叙伝でマイルス自身が話していました。

このアルバムは抒情的なマイルスのトランペットが全般的に聴けます

楽曲について・・・

前作”Dig”(1951年)と比べるとゆったりとぬるめの効能の強い温泉にず~っと浸ってるとでも言えるような感じです。

とくに”Dear Old Stockholm”が僕は大好きです。原曲はスウェーデンの民謡だそうです。

日本の『民謡』といわれるものと比べると、だいぶオシャレ感が異なりますね~w。

僕はスポーツジムに通っていた時があるのですが、エクササイズ後のお風呂やシャワーを出たあとにこの曲を聴きながら新しいシャツに袖を通すのをすごく気持ちよく感じていました。

美しいピアノにマイルスのメロディがのる“Yesterdays”も聴きどころ。とにかく美しい・・・。心地よい・・・。

中山康樹さんはいろいろなジャズを聴くくらいならこの作品を100回聴いたほうがいいとおっしゃっていますし(「マイルスディヴィス完全入門」より)、高野雲さんもYouTubeでこの作品が大好きだとおっしゃっています。

僕自身も100回は聴いたかなと思います。初期のマイルスの集大成的なものかなと感じます。”Dig”よりこっちのほうがよりマイルス初心者のかたにはおすすめかもしれません。

なぜマイルスはこの約4年の短い期間でこのレーベルを移籍したのでしょうか?

この頃のマイルスは薬物依存に苦しんでいました

にもかかわらずアルフレッド・ライオンは年に一回のレコーディングの約束を果たすためマイルスを決して裏切ることなく良好な関係を結んでいたとされます。

実力があるマイルスはその後大手レコード会社「コロムビア」に移籍するのですがこの良好な関係があるため、1958年にCannonball Adderleyの名義でリリースされる“Somethin’ Else”を録音します(このジャケットデザインもリード・マイルス)。

 

 

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