【マイルス・デイヴィス大事典】は高いのか?【検証】小川隆夫さん著

2021年12月、小川隆夫さんが生涯をかけて構築されたマイルス・デイヴィスのデータを書籍化した【マイルス・デイヴィス大事典】シンコー・ミュージックより出版されました。2021年といえばマイルス・デイヴィス生誕95周年、没後30年の節目でした。

僕は、マイルス・デイヴィス公式アルバム(主要81タイトル)をほぼ時系列にブログにするという変態染みたことを5ヵ月かけてやってみました。その際にかかせなかったいくつかの書籍のうちの1冊が【マイルス・デイヴィス大事典】でした。

そこでいくつかのTwitterのDMでこの本が欲しいのだけれど『値段が高すぎる』『重いし、値段が高いし、電子書籍(定額読み放題等)にはないのか?』『(Amazonオーディブルのような)書籍の読み上げアプリ等にないのか?』とご質問をいただきました。

そこで僕なりのお答えを今回は書いていきたいと思います。

筆者<br>かなやま
筆者
かなやま

『はじめまして』のかた、ご来訪ありがとうございます。

筆者かなやまについてはコチラをご覧ください。

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『マイルス・デイヴィス大事典』は高いのか?

まず書籍に5500円(税込)をなかなか出せないかたが多いようです。

筆者<br>かなやま
筆者
かなやま

僕も一生涯でもしかしたら、一番高価な書籍なのかもしれません。

ですが、こちらの記事で書いたのですが、何に比べてこの大事典を高すぎると感じてらっしゃるか?一度、お考えいただければと思います。

まず著者の小川隆夫さんは、生前のマイルスと『もっとも肉薄した男』として、本書の帯にも書かれているくらい、日本だけでなく世界的にみても貴重な存在です。肉薄しなければわかりえない、貴重なエピソードすら、この大事典には盛り込まれています。また、そんな小川さんが今までの生涯で知りえたアルバム一枚一枚の背景やデータをまとめてあるというのは、5500円以上の価値があるのです。

大事典らしく
ハード・カバーで自立します

『マイルス・デイヴィス大事典』は電子書籍(定額読み放題等)にはないのか?

『マイルス・デイヴィス大事典』は、電子書籍にはないのか?というご質問・・・。電子書籍にあれば確かに便利に外出先でもふと、マイルスを聴きながら、膨大な関連データを調べることもできるでしょう。しかし2022年6月現在、電子書籍化されたとは聞いておりません。

でも電子書籍化される必要は僕にはないと思っています。現代のサブスク、定額聴き放題、配信が当然となりつつ今、音楽ジャンルの中ではニッチなジャンルと言えるであろうジャズについては、いまだアナログ・レコードで聴かれることが逆にブームとなっていたり、CDやサブスクのデジタル化された音楽としても、ぜひスピーカーの前で、音楽と対峙して、一枚一枚のアルバムを聴いていくべきだと思います。また『重い』ですか?とのお問合せもいただきましたが・・・

筆者<br>かなやま
筆者
かなやま

1kg超えの1053g<我が家の家庭用測り実測>です!!www

・・・ぜひ、このアナログ感をお楽しみいただきたいと僕は思います。音楽配信を聴くだけでは味わえない愉しみがそこにはあるんです。

あえてカバーを外すと
大事典らしい風格

『マイルス・デイヴィス大事典』は、書籍の読み上げアプリ等にないのか?

Amazonオーディブルのような、書籍読み上げサービス・アプリのようなものにも、大事典の掲載は確認されていません。しかし、この大事典は、小説やエッセイや単なるアルバム・レビュー本ではなくあくまで『大事典』です。五十音順、アルファベット順に羅列されて引きやすい人物や楽曲名データが掲載されています。

『大事典』らしく横面を見るとインデックスがついてます

また時系列のアルバムごとの小川隆夫さんの解説はそう長文ではなく、1枚アルバムを聴く直前にさっと読み切れるので、読み上げ機能はまず必要ないと思います。

筆者<br>かなやま
筆者
かなやま

しかも小川隆夫さんと言えば世界屈指の音楽評論家です。

素晴らしいアルバム・レビューが読めます。

現代にあわせて、配信サービスとのリンクはある!!

『アナログな大事典』とばかり謳ってきましたが、現代の音楽環境に全て反しているわけではないのです。アルバムの1枚毎の小川さんの解説には、QRコードがついています。これはYouTube、またはSpotifyのアルバム再生ページとリンクされているのです。これからマイルスを聴いてみようと思われる若い世代から、レコード、CD収集に疲れた音楽マニアまで、幅広く門戸を開いてくれているのです。

アルバム毎にQRコード
読みながら
アクセスしやすい

総じて・・・『マイルス・デイヴィス大事典』は、価格以上!!(断言)

このようにジャズ本来のアナログな音楽を楽しみながらも、現代の環境にもマッチした大事典を、『マイルスともっとも肉薄した』小川隆夫さんという、世界的なジャズ評論家が生涯をかけて蓄積したデータをまとめてある・・・こんな書籍は今までも、これからもまず、ないでしょう。

話せば長くなりますが、マイルスの音楽を聴くことは、『20世紀の音楽シーン(ジャズ・シーン)』を網羅することでもあります。

ジャズ・ファンはもちろんですが、ジャンル問わず、新旧問わず音楽ファンであるというかたには必須ですし、これからジャズやマイルスを聴いてみようというかたは、この大事典と音楽配信サービスで、マイルスの豊穣な世界を楽しんでいただけること、間違いございません。

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