【M/D マイルス・デューイ・デイヴィスⅢ世研究】菊地成孔 大谷能生著 マイルスを聴くための本③ マイルス レビュー

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「M/D マイルス・デューイ・デイヴィスⅢ世研究」の外観・・・ごつい!

筆者<br>かなやま
筆者
かなやま

3冊目にマイルスを聴くうえで手元に置きたい本はこちら・・・

菊地成孔 大谷能生共著 「M/D マイルス・デューイ・デイヴィスⅢ世研究」

2008年 エスクアィアマガジン ジャパン

(上記Amazon、楽天は文庫の上巻です)

ごつい!!ごつ過ぎます!!後々このブログに登場するであろうBitches Brew(1969年)とか・・・

はたまたこれとか・・・

こういうマイルスの作品にはごついデザインのものがありますけれどもこの本もそれとリンクするかのようにごついです。

そしてこの「ごつさ」ですらマイルスを連想させたり知的好奇心を刺激したりしてくれるのです。

懺悔しますが僕自身、内容ははっきり言ってよくわかっていません

ええー--「考古学」とか名乗っておいてわからないとはどないやねん!と聞こえてきますがわからんものはわからんのです。

ただごつい!!(僕にとっては)そしてかっこいい!!(理屈なしに)

筆者<br>かなやま
筆者
かなやま

全776ページ!!

「マイルスを聴け!Version7」同様

自立します!!!w

まるで白いごつめのWi-Fiルーターみたい。w

そして背表紙に印字されている目次・・・。コレ、ちょ~じびれませんか???wカッコよくないですか???w

この本を読みながら後々でてくる“Bitches Brew”なんかをながら聴きしていると、ちょっと高尚な音楽愛好家にでもなれた気分になれますw。

「なんじゃそれ?本の内容を全然紹介してないじゃないか!」とこれまた聞こえてきますが本当に内容は僕にはわかりませんw。

わからないけれどほんの部分、部分で辛うじて「あ、あの作品のこのところのことを話しているんだな」ってことがあるんです。その時に悦に入れますw。

BOOKデータベースから引用すると・・・

「『東京大学のアルバート・アイラー』でジャズ史を根底から覆した最強タッグがついに帝王に挑む。幻の東京大学での講義が待望の書籍化!
謎に満ちたマイルス・デイヴィスの全貌を浮き彫りにする、大部800ページのガチンコ帝王論。
菊地成孔、大谷能生両氏のライフワーク、ここに結実す。」

筆者<br>かなやま
筆者
かなやま

そうなんです、東京大学での度重なる講義の内容を書籍化したものなんです!

すごいな、すごいな・・・

マイルスともなると東京大学での講義の内容にもなるんだな

すごいな、すごいな・・・

東京大学ともなるとマイルスを講義に取り入れるんだな・・・と、僕の住んでる世界は狭いなあと感じます。

読んでみると写真や作品のジャケットを差し込みながらも本当に難しい言葉がたくさん出てきて・・・。

Google検索して難しいカタカナで書かれた言葉を検索しながら読み進めます。

そんな中に出てきた言葉で僕にひびいたものが一つあります。

それがこのブログのタイトルにも含まれる「マイルス考古学」という言葉です。

なんてそれだけで知的でかっこよい言葉でしょう・・・w。

そしてこの本が出版された当初はマイルスが生誕して約82年、没後約17年ですでに「考古学」と呼ばれるほど時代も目まぐるしく変化していった・・・というふうに捉えられると思うのです。

生誕からわずか80余年で「音楽史の考古学」の一端を担うのがマイルスなんですね。

ぜひ皆様もこの本を写真のようなハードカバーで入手ください。

・・・え?

「こんなごついのはイヤ?」w

「いまどきなにを言ってんだ?電子書籍で買う?」

せめて「上下巻にわかれてコンパクトな文庫のほうがいい」???

・・・それはそうなのでしょうが

絶版のこの本、

前述の「ごつさ」を目で楽しみながら、

重さを楽しみながら、

ぜひ読み進めていただきたいw。

それも僕なりの「勝手なマイルス考古学」なのですw。

と言いつつ、僕もまだこの辺・・・

「まだ読み終わってないんか~~~い!?」

ええ・・・だって難しいんだも~んw。

でも僕はこの本の「内容」を今後このブログにもどんどん登場させたい。

もっと深くマイルスの音楽を、人生を知りたい!学んでいきたい!!

・・・と誓ってみる・・・。

さてさて。

どうなりますことやら・・・。w

菊地さんと大谷さんのサイン入り♡【M/D マイルス・デューイ・デイヴィスⅢ世研究】

ちなみに僕の持っているハードカバー見開き裏には・・・

著者お二人のサイン入りです!

譲ってくださったかたによると出版記念講演で書いていただいたものだそうです。

なかなかマニアックでしょう?w

僕はこの本を手に取るたびにおもっ!て言ってニヤニヤしますw。

この本、人生をかけて読み解いていきたいなと思っています。

皆さまもいかがでしょう???

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