1954年 Prestige
マイルスの名作“walkin’を聴く その前に・・・
かなやま
今回はいつもに増して雑記感のある内容です。ちょっとこのブログを振り返ってみたんです。
今回が15回目の投稿となるわけで、これからマイルスを聴き始めるかたには
1951年の”Dig”以降にリリースされたアルバムからがよろしいのでは?と提案いたしました。
それは僕なりの考えからなのですが・・・。
これからマイルスを聴き始めるかたには”Dig”(1951年)以降にリリースされたアコースティック期のアルバムからがよいと思う3つの理由
①「LP」(long play)録音が可能になり、クラブやスタジオでの自由なセッションのように録音時間の制約から解放されたから。
帝王にとっては時間があろうがなかろうが関係なかったとしても、聴くこちら側にとっては一つでもミュージシャンの制約が少ない作品を聴けるというのはありがたいからです。
②録音の音質もよくなり始めるから。
③エレクトリック期に至るには理由があったから。
マイルスは”MIles In The Sky”(1968年)からエレクトリック・ピアノを採用し、次第に電子楽器の導入が増えていきます。その過程を知る上では所謂、アコースティック期のマイルスを知っていたほうが、マイルス聴き始めには、挫折しなくて済むと思うからです。
マイルスの50年代初頭は薬物に苦しんだ時期だった
“Dig“(1951年)~“Blue Haze”(1953年)まで6タイトルのアルバムを聴きなおしながら、持っている書籍にも目を通してあらたな発見があったり、楽しかったです。
ここでいったん振り返ってみたらマイルスの1950年代初頭は薬物依存にたいへん苦しんだ一つの時代だったのかなと僕は気づきました。名セッションはもちろんあるし、決してほかの時代にい比べてなにか劣るわけでもないのですが、ここが一つの区切りだなあと僕なりの解釈ができました。
そしていよいよ1954年リリースの“Walkin'”を聴くわかですが・・・
このアルバムの1曲目であり、タイトル曲でもある“Walkin'”を聴きなおすと、とても『新しい時代の幕開け』みたいに感じます。そしてここからの新しい時代を聴きとるさらなる感性が必要なんじゃないか?そんな感性を僕は持っているんだろうか?そんな疑問を自分に問うようになりました。
『簡単にはブログが書けない・・・』(/o\)
そんなプレッシャーを勝手に感じています。
そう多くの訪問者のかたがいるわけではないのですが、やはりおひとりでもここを読んでいただいたかたがいるのだからきちんとしたことを、情熱のあるブログをアップしたい!そう思いました。
そんなわけで今日は一回、このような雑記ブログにとどめようかと思います。
なにせ名作“Walkin'”ですから・・・。
そこまでなぜ自分で自分にプレッシャーをかけているのかは次回の記事内容にも関係します。
詳しくは次回書きたいと思います。
これから再度聴きなおしと、持っているマイルスの本を読みなおしたいと思います。
かなやま
walkin’ についてのレビュー記事は次回のコチラの記事に書きました。
どうぞご高覧くださいませ。
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